30代が通学して勉強すると?

「行政書士の勉強法」といったら、通学講座を使って勉強するのが昔も今も主流です。
ただし、「学校に入ったからもう行政書士の勉強は安心!」なんてことはありません。
行政書士の学校に入って勉強しようとする前に、知っておかないといけない事実があります

行政書士の勉強は、素人にはやはり難しいものです。
これは大学の法学部等の出身者でもそれほど変わらないようですね。

難しいことについてはやはりプロの説明を受けたほうが正解ですから、今も昔も、行政書士の講座を開いている学校に入って勉強する人たちはわんさといます。

30代の、何かと多忙な行政書士試験受験者にとって、学校に通うという勉強法はどう作用するでしょうか。
学校のほうも、おおぜいの通学者たちの都合を理解していますから、講義の振替制度を設けるなどして、忙しくても通いやすくする努力をしてくれていますが、それでも相変わらず、脱落する人たちは毎年大量に出ています。
あるいは、脱落はしなくても、勉強が申し分ないレベルまで上がらなくて、結局本番の試験で不合格になる人たちも、毎年あとを絶ちません。

これは致し方ないことでもありますが、学校に通うのだったら、決して安くはない授業料のモトを絶対に取る覚悟で申し込むことが必須ではないでしょうか。
どんなに忙しくなっても、数ヶ月の間学校に通い続けられるかどうか自分の都合を確かめて、少しでもきつそうに見えたら行政書士の学校に入るのは見合わせて、違う勉強の方法を探したほうが無難でしょう。

※ちなみに、学校での授業を受けていればいいというわけではありません。
行政書士の通学講座が終わっても、帰宅後に勉強をしないといけませんから、それもできそうかどうかよく検討してほしいと思います。

もちろん学校で行政書士の勉強をすることには利点があります。
学校は、普通は実際に行政書士の試験に受かっている人を講師に雇っています。
それに講師の仕事をずっと続けている練達の人もいますから、わかりづらいことを噛み砕いて教えてもらえます。
行政書士の勉強の最初の時期は、素人にとって意味不明なことも多いだけに、 この点は非常にありがたいことですね。
それに講義の前後等に不明な点を直接質問する機会も持てます。

ただし、そのような学校の利点に満足すると、家で勉強をしなくなってしまう人も出てきてしまうという現実があります。学校に通うなら、入学しただけで満足してしまったり、出席しているだけで安心し切ってしまったりすることがないような自戒も必須でしょう。

学校に通い続けることと、学校から帰ってからも行政書士の受験勉強を自主的にすること。この2点を守り通す自信がなかなか持てないときは、通学講座よりも通信講座のほうが、安全に合格に向かってがんばっていけます。