30代はよく合格している? 

行政書士試験は難関で合格率は毎年低いですが、30代の志願者にとってはそうシビアなことばかりではありません。たとえば、合格率の内訳をちょっとのぞいてみると、ちょっと興味深い真実に出会える機会がやってきます。


行政書士試験には年齢制限がありませんから、10代から60代以上まで、幅広い受験者が毎年登場します。そんな中で30代の受験者は、いったいどんなポジションをとっているでしょうか? 


年代別に、行政書士の合格率を計算してみると……? 


2013年は? 
20代の合格者/1516名(27.1%)
30代の合格者/2008名(35.9%)
40台の合格者/1226名(21.9%)


2014年は? 
20代の合格者/889名(22.0%)
30代の合格者/1287名(31.8%)
40台の合格者/1026名(25.4%)


2015年は? 
20代の合格者/1397名(24.0%)
30代の合格者/1916名(32.9%)
40台の合格者/1453名(25.0%)


一目瞭然になったかもしれませんが、これらのデータでわかることは、毎年受験者の中でいちばん多い世代は、30代であるということ。3年連続で、30代の合格者がいちばん多く、合格率における割合も高いですね。もちろん受験者数も多いわけですが、それでも20代や40代と比べてもはっきりとした違いがあります。合格者の中で30%以上を必ず占めていますね。


合格者の中に30代がいちばん多いのですから、新規の登録者も30代が中心的な存在となっていることになります。行政書士としてデビューする世代も30代がメインですから、行政書士の連合会もこれらの世代のデビューを手助けする作業に手馴れているといってもよいでしょう。